プラスチックの切削加工といっても、材質によって、加工のしやすさは千差万別です。切削性の良いABSやPOMから、欠けやすいアクリル樹脂、刃持ちの悪いベークライトやガラス充填材料など、その特性に合わせて回転数、切削速度、切り込み量を変え、最適な条件で切削加工を行います。
加工機械はマシニングセンタ、旋盤が主流ですが、樹脂加工独自の機械に彫刻機というものがあります。今は市販されておりませんが、NC加工機が普及する前は、この彫刻機が世の中の主流でした。今でも8台の彫刻機を何かしらの加工工程に活用しております。
エンドミルについて
一般的にエンドミルは金属切削用でしたが、近年は樹脂用エンドミルとして販売するメーカーが出てきています。
プラスチックは金属に比べて柔らかいですが、刃物は磨耗しやすく超硬エンドミルの使用がほぼ90%を占めています。材質によってはダイアモンド刃先のエンドミルを使用することもあります。
当社で使用したことのある最小径は、φ0.2のエンドミルです。
曲面加工はボールエンドミルを使用します。最小実績は R0.1(φ0.2)のボールエンドミルです。
プラスチックは金属に比べて柔らかいですが、刃物は磨耗しやすく超硬エンドミルの使用がほぼ90%を占めています。材質によってはダイアモンド刃先のエンドミルを使用することもあります。
当社で使用したことのある最小径は、φ0.2のエンドミルです。
曲面加工はボールエンドミルを使用します。最小実績は R0.1(φ0.2)のボールエンドミルです。
エンドミルの径に対する刃長の一覧(材質により異なりますのでご相談下さい)
刃径 刃長(通常) 刃長(最長)
φ0.3 1.0 3.0
φ0.5 2.5 10.0
φ1.0 8.0 36.0
φ1.5 12.0 36.0
φ2.0 16.0 42.0
φ3.0 20.0 52.0
φ4.0 30.0 52.0
φ6.0 40.0 52.0
内角コーナーRの大きさや、細溝・小径穴加工の深さの参考程度に・・・
φ0.3 1.0 3.0
φ0.5 2.5 10.0
φ1.0 8.0 36.0
φ1.5 12.0 36.0
φ2.0 16.0 42.0
φ3.0 20.0 52.0
φ4.0 30.0 52.0
φ6.0 40.0 52.0
単位mm
内角コーナーRの大きさや、細溝・小径穴加工の深さの参考程度に・・・
バリについて
エンドミルで切削すると一部の樹脂を除いて、必ずバリが発生します。
バリとは、切削時の樹脂の残りカスのことです。
自社内で作成した両刃のナイフを使用し、製品を傷つけないようにバリを取るのですが、材質に粘りのあるナイロン系の樹脂は特に苦労しています。
物によってはブラスト加工にてバリを取り除く場合も有ります。
そういった後処理に時間と人手をかけることなく、また傷つけることなく製品を仕上げるために、切削工程でいかにバリの出ない方法を考えるかが重要です。
バリとは、切削時の樹脂の残りカスのことです。
自社内で作成した両刃のナイフを使用し、製品を傷つけないようにバリを取るのですが、材質に粘りのあるナイロン系の樹脂は特に苦労しています。
物によってはブラスト加工にてバリを取り除く場合も有ります。
そういった後処理に時間と人手をかけることなく、また傷つけることなく製品を仕上げるために、切削工程でいかにバリの出ない方法を考えるかが重要です。
寸法公差について
当社では、φ0.3〜φ1.0までは0.01ピッチで、φ0.1〜φ12.7までの穴径では0.025ピッチでピンゲージを用意しており、それで測定できる公差であれば管理できます。
旋盤加工(汎用旋盤)では、φ30くらいで0.03〜0.05程度、φ100くらいで0.06〜0.1程度の公差はほしいところです。
MCによる加工でのピッチ公差は、長さ30くらいで±0.03、場合にもよりますが±0.1程度で勘弁願うことがございます。
管理方法は、上記のピンゲージによる検査と、他にデジタルノギス、ハイトゲージ、画像測定機による検査体制を取っています。
旋盤加工(汎用旋盤)では、φ30くらいで0.03〜0.05程度、φ100くらいで0.06〜0.1程度の公差はほしいところです。
MCによる加工でのピッチ公差は、長さ30くらいで±0.03、場合にもよりますが±0.1程度で勘弁願うことがございます。
管理方法は、上記のピンゲージによる検査と、他にデジタルノギス、ハイトゲージ、画像測定機による検査体制を取っています。
